放電加工後の金属表面
EDM加工機、ワイヤ放電加工後に発生するいわゆる「白化層」(超硬材の場合溶解層)は、マスターフィニッシュ機のブラスト処理で的確に除去することができます。ブラスト処理をすることにより同時に金属表面の表面粗度の調整が行われます。マスターフィニッシュでは、ブラストエージェント加速装置なしでも、0,5バール以下の圧力での精密ブラスト処理が可能です。
研磨加工後の金属表面
平面・円筒研削盤加工の場合も、砥石の摩擦によりトレース、焼け、炭化物の蓄積などが表面状態に悪影響を及ぼします。マスターフィニッシュのブラスト処理により、このような遊離物をすべて取り除くことができます。クリーニング処理の後、表面を一定の粗度にそろえて、必要とされる摩擦係数を実現することも可能です。 |
押し出し用コア
二段階ブラスト処理前
(写真上)と処理後(写真下) |